(2021年02月28日更新)2021.02.28 22h07m ISO160 1/125sec_50exp(150枚中) PENTAX K-5IIs 920mmF9.0(Vixen ED102S) ノータッチガイド Losmandy GM-100EQ 防府市 ★2月ももう末日ですね。このところ寒さは随分とやわらぎましたが、天候不良の日が多いです。今日も雲り気味で、加えて黄砂で空の透明度が今一つでした。そういえば、風も強めでしたね。いよいよ春到来でしょうか。月が明るいので久々に望遠鏡で月を眺めました。このところ中々時間に余裕がないのですが、月を見たり撮ったりするときには、あれこれ考えずに済むので気が楽ですね。2021.02.06 19h52m 20sec ISO3200 PENTAX K-5IIs 18mmF3.5(smc Pentax-DA 18-55mm F3.5-5.6AL) 固定撮影 防府市 トリミング済み ★会社帰りに天気が良かったので、フラッと撮影地に向かいました。とはいえ、カノープスにはまだ少し早い時間だったので、スマホの星図を見ながらネタ探しをしていると、かじき座γ星がありましたので、撮影しました。かじき座は当地からだと理論上α星とγ星が見えますが、α星は残念ながらかなりの低空で撮影が難しいので、γ星のみの撮影となりました。4.2等星のγ星は山に隠れる直前で、弱々しく写りました。このかじき座の南端に、あの大マゼラン雲があるのですね。南天への憧れの念を抱きながら、帰路につきました。2021.02.04 21h45m23s gain50 150msec ZWO ASI120MC 2800mmF10(Celestron C11) Losmandy GM-100EQ 防府市台道 ★offlineさんは今まで何度も撮影されているようですが、小生の今までの手持ちの機材ではどうしても捉えることのできなかったシリウスB。今日はシーイングが最高に良かったので、C11で眼視にチャレンジしました。結果は残念ながら敗退。いくら目を凝らして見ても駄目ですね・・・・・ 小生の所有するアイピースのラインナップは、2800mmの焦点距離にマッチするものではないので困りました。それに、眼視だとゴーストが激しく、やはり難物ですね。今の時期なら10cmでも見えるというネットの記事を見ましたが、ホントでしょうか。ならば写真を・・・・・と思いましたが、写真も今まで何度も挑戦して失敗しています。不安を感じながら接眼部をカメラに付け替えると、ピント合わせの段階でモニターにあっさりと写っているではないですか。コンポジットの必要もないので、1枚ものです。シリウスBの撮影のコツを何となくつかむことができました。どうも、思い切って長めの露出、大きなゲインをかけてやる方がとらえやすいようです。シリウスBの明るさは8.4等星。そりゃ露出をかけないと写りにくいでしょうね。2021.01.19 23h31m-24h01m 180sec_10exp ATIK16IC 760mmF3.8(Vixen R200SS + Corrector PH) Starlight Xpress Lodestar+500mm/F6.5にてオートガイド Losmandy GM-100EQ 防府市 トリミング済み ★山口県関連の小惑星。今回は小惑星Shinagawaです。品川征志さんのお名前に由来しております。コンピューターによる軌道計算で多大な貢献をされた方です。県立山口高等学校のご出身とのことです。やはり山口高校は凄いですね・・・・・2021.01.17 21h37m-22h07m 180sec_10exp ATIK16IC 760mmF3.8(Vixen R200SS + Corrector PH) Starlight Xpress Lodestar+500mm/F6.5にてオートガイド Losmandy GM-100EQ 防府市 トリミング済み ★勝手にシリーズ化した山口県関連の小惑星です。今回は小惑星Osadakentaroです。長田健太郎さんは山口高校天文部ご出身で、高校時代に有名なはくちょう座新星を発見された方です。発見されたことも凄いことですが、ちゃんと記録され、レポートされたことが素晴らしいと思います。第一発見であろうがなかろうが、ポジティブデータであろうがなかろうが、データとしては価値があるのですから。小生が学生時代には、そんなことできなかっただろうなぁ・・・・・ っていうか、今でもできるのだろうか? 衝に近いのですが、小惑星が暗く、ギリギリ写った感じです。写真を拡大してご覧ください。この後も他の小惑星の撮影を試みたのですが、暗すぎたり、途中で曇ったりで撮影を終了しました。2021.01.17 19h39m-20h09m 180sec_10exp(彗星核基準でメトカーフコンポジット) ATIK16IC 760mmF3.8(Vixen R200SS + Corrector PH) Starlight Xpress Lodestar+500mm/F6.5にて恒星基準オートガイド Losmandy GM-100EQ 防府市 トリミング済み ★今日は天気予報で曇天とのことでしたが、良く晴れていたので急遽撮影を敢行しました。本命は小惑星だったのですが、撮影まで時間があったため、高い位置にあったBottini彗星を撮影しました。現在、オリオン座の左手辺りにあります。丁度今が明るさのピークのようです。2021.01.14 23h46m-24h16m 180sec_10exp ATIK16IC 760mmF3.8(Vixen R200SS + Corrector PH) Starlight Xpress Lodestar+500mm/F6.5にてオートガイド Losmandy GM-100EQ 防府市 トリミング済み ★小惑星Akimasaは中村彰正さんの名前のついた小惑星です。100個以上も小惑星を発見された方ですね。ご出身は山陽小野田市とのことです。撮影日は透明度が非常に悪く、電子極望での極軸合わせすら困難な状況でした。こんな状態で17等が写るのか心配しましたが、撮影時には高度が高かったこともあり、何とか写りました。それと、今回からコンポジットをステライメージにしましたが、これがどうも効いたようで、今までのdeepskystackerよりも淡い星が出るようになりました。もっとも、ソフトの問題というよりは設定の問題かもしれませんが・・・・・2020.01.02 22h44m ISO400 10sec Pentax K-5IIs 35mmF3.5(Pentax-DA 35mmF2.4) 固定撮影 防府市 ★今夜はカノープスを撮りに自宅より車で5分ほどの場所に遠出?しました。南極老人星ことカノープス。この星を見ることができれば、健康長寿が叶うとの伝承があります。直接星を見られない方々もいらっしゃると思いますので、皆様方の今年の無病息災を願って、こちらの方に掲載致します。カノープスだけでは少々寂しいので、その西隣の丁度南中を迎えたがか座の星々を同定してみました。がか座・・・・・一般の方はその存在すら知らないでしょうね。天文ファンでも、がか座の場所を聞かれて、答えることができる人は殆どいないのでは。小生?勿論どこにあるかなんて知りませんでした(笑) がか座は「画家座」と思っていましたが、Wikipediaによると「画架座」、すなわち、絵を描くときや、絵を飾るときに乗せる台なんですね。星座を構成する主要な星は3.2等のα星、3.9等のβ星、4.5等のγ星ですが、α星は沖縄等でないと水平線上に出てきません。γ星は理論上は山口県でも見ることができますが、南中時で水平線上12分。非常に厳しいです。というわけで、β星他、同定できるもののみ示しています。η星の右側にλ星も確認できたのですが、同定し忘れました。画像を見るときには、画像をクリックして拡大し、更にクリックして強拡大してください。画質を落とすと、星が消えてしまうので、重たい画像を載せています。実は、このがか座には、望遠鏡で狙いたい天体がいくつかあります。いずれは挑戦してみたいのですが、大切なネタなので今はまだ伏せておきましょう。2021.01.02 22h15m ISO400 1/200sec_50exp(150枚中) PENTAX K-5IIs 920mmF9.0(Vixen ED102S) ノータッチガイド Losmandy GM-100EQ 防府市 ★夜の撮り始めは月です。今年の年末年始は月齢条件が悪いので、仕方ありませんね。シーイングは悪く、雲の往来がありましたが、気温が穏やかで、少し心地よい月夜でした。暫く、眼視でも堪能しました。2020.12.06 13h56m 1/1000sec_50exp(150枚中) ISO160 PENTAX K-5IIs 920mmF9.0(Vixen ED102S) アストロソーラーフィルター使用 ノータッチガイド Losmandy GM-100EQ 防府市台道 トリミング済み ★この日の太陽はシーイングがボロボロだったとノートに記録していました。実際に、処理前の画像はかなり破綻していました。この撮って出しに失望して画像処理をやめたんでしょうが、コンポジットするとソコソコの仕上がりになったので、公開します。2020.11.13 21h23m 180sec_3exp ISO400 PENTAX K-5IIs 50mmF4.0(Nikkor 50mmF1.4) ノータッチガイド Losmandy GM-100EQ 防府市 ★こちらの写真は、画像処理後に盛大なセンサーのゴミが見つかったので没にしていました。最近、ステライメージ9を手に入れて、セルフフラット処理を施したところ、綺麗にゴミが消えたので公開に踏み切りました。参考までに、セルフフラット処理前の画像も併せて添付しておきます。セルフフラット処理は有効な処理だと思いますが、気を付けないと、天体の淡い描写まで消えてしまいます。2020.10.31 00h01m 1/320sec_100exp(300枚中) ISO160 PENTAX K-5IIs 920mmF9.0(Vixen ED102S) ノータッチガイド Losmandy GM-100EQ 防府市 ★年末年始は天気がパッとしませんね。というわけで、パソコンのデータを整理しておりますが、昨年撮影して画像処理していないものがいくつかありました。既に機会を逸したものばかりですが、こちらに公開しておきます。2021.01.01 08h59m 1/1600sec_50exp(150枚中) ISO160 PENTAX K-5IIs 920mmF9.0(Vixen ED102S) アストロソーラーフィルター使用 ノータッチガイド Losmandy GM-100EQ 防府市 トリミング済み ★今年の撮り始めも太陽です。本当は年明け直後に月でもと思っていましたが、雪が降っており断念しました。朝一番には数cm程度の積雪が確認されました。当家より初日の出は望めないので、日が昇って暫く経った太陽を撮影しました。雲の間から漏れる陽光がとても心地よかったですね。今年も頑張ります。